ソニー LTO4 LTO3 SAIT-2ドライブ搭載システム|PataSite S60/S100/S
デジタルマスストレージシステム PataSite S60/S100/S200シリーズ
SAIT-2、LTO-3、LTO-4ドライブ搭載可能
以下、ソニーホームページより
(www.sony.jp/products/Professional/DataArchive/products/sait_lib/index_csm60.html)
<PataSite S60/S100/S200シリーズの主な特徴>
ソニーでは、大容量データ保存システムとして定評ある「PetaSite」シリーズに、先進のテープフォーマット「LTO-4 ファイバーチャネルモデル」を新たにラインアップ。24TBから最大2.39PBの大容量構成までを幅広くカバー。バックアップシステムやアーカイブシステムの構築に適しています。
●SAIT-2、LTO-3、LTO-4フォーマットドライブに対応
PetaSite Sシリーズには、SAIT-2、LTO-3、LTO-4フォーマットドライブを搭載することができ、24TBから最大2.39PBまでカバーすることができます。また、S-AITドライブとLTOドライブとの混在も可能で、幅広い用途に活用することができます。
●設置面積1m2あたり最大462TBの高密度記録を実現(SAIT-2またはLTO-4の場合)
PetaSite Sシリーズでは、テープドライブにS-AITおよびLTOを採用。SAIT-2、LTO-4では800GB/巻という高性能を生かし、19インチラック1本でも最大172.8TB、最大拡張時には設置面積1m2あたり462TB(非圧縮時)という高密度ストレージを実現しました。また、ドライブインターフェースはSCSI(S-AITのみ)のほかファイバー チャネルにも対応。SAN(Storage Area Network)を用いた大規模ストレージシステムの構築が可能です。
●1コンソールあたり最大毎時約5.18TB、拡張構成時には最大毎時約41.4TBの高速な データ転送を実現(LTO-4の場合)
PetaSite Sシリーズは搭載ドライブ数によって以下のような高速なデータ転送を実現します。
ドライブ1台あたり | 1コンソールあたり ドライブ12台搭載時 |
最大拡張時 ドライブ96台搭載時 |
|
SAIT-2 | 45MB/s | 1.94TB/h(540MB/s) | 15.5TB/h(4.32GB/s) |
LTO-3 | 80MB/s | 3.45TB/h(960MB/s) | 27.6TB/h(7.68GB/s) |
LTO-4 | 120MB/s | 5.18TB/h(1440MB/s) | 41.4TB/h(11.5GB/s) |
●24TBから最大2.39PBまでの柔軟な拡張性
PetaSite Sシリーズには、規模によりS60シリーズ、S100シリーズ、S200シリーズの3種類があります。PetaSite S200シリーズはベーシックストレージシステムと呼ばれる基本モジュールにドライブコンソールまたはカートリッジコンソールを最大7台まで連結可能で、SAIT-2またはLTO-4構成の最大2.39PBまで容量を拡張することができます。
PetaSite S60シリーズでは19インチラック1本で24TB(LTO-3)/48TB(SAIT-2、LTO-4)、PetaSite S100シリーズでは19インチラック1本で43.2TB(LTO-3)/86.4TB(SAIT-2、LTO-4)の容量を実現しました。また、PetaSite S60/S100シリーズは標準構成のままでは拡張コンソールの接続はできませんが、オプションによりPetaSite S200シリーズへとアップグレードが可能ですから、LTO-4構成の容量48TBで初期導入を行い、将来は2.39PBまで拡張するなど柔軟性に富んだ拡張計画の実現が可能です。(容量はいずれも非圧縮時)
●各部の二重化とドライブのホットスワップ対応による高度なフォールトトレラント機能の実現
PetaSite Sシリーズはドライブのホットスワップに対応しています。もしドライブ故障が発生した場合でも運用を止めずにテープドライブの交換が可能です。また、オプションによりドライブおよびテープライブラリー各部の二重化も可能、優れた耐故障性を発揮します。
<オプションにより二重化可能な部品>
■ドライブ電源
■ライブラリー電源
■ライブラリーコントロールユニット
■ドライブインターフェース部
●大容量記憶と高速データアクセスの両立
カートリッジを棚からドライブに搬送するカートリッジアクセス時間平均5秒、カートリッジ交換速度は毎時360巻を実現しました。この高速なカートリッジ交換能力とS-AITの優れたアクセス性により、これまで1リールカートリッジでは難しかった大容量記憶と高速データアクセスの両立を可能にしました。
●ライブラリーコントロールユニットにストレージマネージメントソフトウェアをプリインストール
ベーシックストレージシステムと呼ばれる基本モジュールに内蔵されるライブラリーコントロールユニットには、ソニーのHSM(階層型ストレージ管理)ソフトウェア「PetaServe」およびバックアップソフトウェア「PetaBack」があらかじめインストールされています。これらのソフトウェアを使う場合には改めてインストールを行う必要がありませんので導入設置時の工数を削減できます(別途ソフトウェアライセンスの購入が必要)。また、ソフトウェアを一定期間のみ使用可能なテンポラリライセンスも標準で付属していますので、購入後これらのソフトウェアをお試しいただくことができます。
※S-AITファイバーチャネルモデルのみ対応
●優れたメンテナンス性
電子メールによりシステム管理者に対し定期的なシステム情報の通知や障害発生時の自動通知が可能です。また、GUIを用いたリモートメンテナンスにも対応し遠隔地からの状況監視や保守作業が可能です。
<主な仕様>
PetaSite S60シリーズ | PetaSite S100シリーズ | |
CSM-60B | CSM-100B | |
搭載ドライブ インターフェース |
SAIT-2 Ultra160 LVD/SE SCSI SAIT-2 2Gbps ファイバーチャネル LTO-3 4Gbps ファイバーチャネル LTO-4 4Gbps ファイバーチャネル |
SAIT-2 Ultra160 LVD/SE SCSI SAIT-2 2Gbps ファイバーチャネル LTO-3 4Gbps ファイバーチャネル LTO-4 4Gbps ファイバーチャネル |
ドライブ搭載台数(最大) | 12台 | 12台 |
カートリッジ搭載巻数 | 60巻 | 108巻 |
最大記憶容量 (非圧縮時) |
24TB(LTO-3) 48TB(SAIT-2、LTO-4) |
43.2TB(LTO-3) 86.4TB(SAIT-2、LTO-4) |
カートリッジ交換時間 | 平均360巻/時間 | |
カートリッジアクセス時間 | 平均5秒 | |
ライブラリーインターフェース | Ultra2 Wide LVD/SE SCSIまたはAPI | |
バーコードリーダ(テープ管理用) | コード39バーコードリーダー標準搭載 | |
カートリッジ挿入/排出ポート | 6巻×2 | |
MSBF | 200万回以上 | |
MTTR | 30分以内 | |
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 680mm×1980mm×950mm(突起部含まず) | |
質量(内蔵ドライブを除く) | 340kg | |
電源 | AC100V-240V (ただし付属の電源ケーブルはAC100V 50/60Hz用) | |
消費電力(内蔵ドライブを除く) | 650VA | |
発熱量(内蔵ドライブを除く) | 559kcal/h | |
安全規格(安全) | UL/cUL/Demko (EN60950) /Low Voltage Directive (CE mark) | |
安全規格(EMC) | FCC Class A/IC Class A/EMC Directive(CE mark)/EMC Framework/VCCI Class A/JEIDA |
■PetaSite S200シリーズの主な仕様
PetaSite S200シリーズ | |||
ベーシックストレージシステム | ドライブコンソール | カートリッジコンソール | |
CSM-200B | CSM-200D | CSM-200C | |
搭載ドライブ インターフェース |
SAIT-2 Ultra160 LVD/SE SCSI SAIT-2 2Gbps ファイバーチャネル LTO-3 4Gbps ファイバーチャネル LTO-4 4Gbps ファイバーチャネル |
SAIT-2 Ultra160 LVD/SE SCSI SAIT-2 2Gbps ファイバーチャネル LTO-3 4Gbps ファイバーチャネル LTO-4 4Gbps ファイバーチャネル |
− |
ドライブ搭載台数(最大) | 12台 | 12台 | − |
カートリッジ搭載巻数 (ドライブ台数により異なる) |
192〜216巻 | 324〜348巻 | 396巻 |
最大記憶容量 (非圧縮時) |
86.4TB(LTO-3) 172.8TB(SAIT-2、LTO-4) |
139.2TB(LTO-3) 278.4TB(LTO-4) |
158.4TB(LTO-3) 316.8TB(SAIT-2、LTO-4) |
拡張コンソール最大接続台数 | ベーシックストレージシステム1台にドライブコンソールまたはカートリッジコンソールを最大7台まで接続可能 | ||
カートリッジ交換時間 | 平均360巻/時間(最大拡張時は平均300巻/時間) | ||
カートリッジアクセス時間 | 平均5秒 | ||
ライブラリーインターフェース | Ultra2 Wide LVD/SE SCSIまたはAPI | − | − |
バーコードリーダ(テープ管理用) | コード39バーコードリーダー標準搭載 | − | − |
カートリッジ挿入/排出ポート | 6巻×2 | − | − |
MSBF | 200万回以上 | ||
MTTR | 30分以内 | ||
外形寸法(幅×高さ×奥行) | 約680mm×1980mm×950mm(突起部含まず) | ||
質量(内蔵ドライブを除く) | 340kg | 250kg | |
電源 | AC100V-240V(ただし付属の電源ケーブルはAC100V 50/60Hz用) | − | |
消費電力(内蔵ドライブを除く) | 650VA | 26VA | − |
発熱量(内蔵ドライブを除く) | 559kcal/h | 22Kcal/h | − |
安全規格(安全) | UL/cUL/Demko (EN60950) /Low Voltage Directive (CE mark) | − | |
安全規格(EMC) | FCC Class A/IC Class A/EMC Directive(CE mark)/EMC Framework/VCCI Class A/JEID | − |
SAIT-2 | LTO-3 | LTO-4 | |
記憶容量 | 800GB(非圧縮時) 2080GB(2.6:1圧縮時) |
400GB(非圧縮時) 800GB(2:1圧縮時) |
800GB(非圧縮時) 1600GB(2:1圧縮時) |
データ転送速度 | 45MB/s(非圧縮時) | 80MB/s(非圧縮時) | 120MB/s(非圧縮時) |
インターフェース | Ultra160 LVD/SE SCSI または 2Gbps ファイバーチャネル |
4Gbps ファイバーチャネル | 4Gbps ファイバーチャネル |
データ圧縮方式 | ALDC方式 | SLDC方式 | SLDC方式 |
エラーレート | 1×10-17以下 | 1×10-17以下 | 1×10-17以下 |
MTBF(Duty100%) | 500,000時間 | 250,000時間 | 250,000時間 |
消費電力 | 39W | 28W | 30W |
発熱量 | 34Kcal/h | 25Kcal/h | 26Kcal/h |
■データカートリッジの主な仕様
商品名 | フォーマット | 型名 | 記憶容量 | |
圧縮時 | 非圧縮時 | |||
LTO データ カートリッジ |
Ultrium 3 書換可能型 | LTX400GR | 800GB(2:1圧縮時) | 400GB |
Ultrium 4 書換可能型 | LTX800GR | 1600GB(2:1圧縮時) | 800GB | |
S-AIT データ カートリッジ |
SAIT-1 書換可能型 | SAIT1-500 | 1300GB(2.6:1圧縮時) | 500GB |
SAIT-1 追記型(WORM) | SAIT1-500W | 1300GB(2.6:1圧縮時) | 500GB | |
SAIT-2 書換可能型 | SAIT2-800 | 2080GB(2.6:1圧縮時) | 800GB | |
LTO クリーニング カートリッジ |
Ultrium LTO | LTX-CL | - | - |
S-AIT クリーニング カートリッジ |
SAIT-1 | SAIT1-CL | - | - |
SAIT-2 | SAIT2-CL | - | - |
<データカートリッジの購入>
関連リンク:LTO