2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

セキュリティとLTO4暗号化機能

データの長期保管について回る問題としてセキュリティがある。地震や火災などの災害に備え、運用中のシステムとは別の場所で保管したり、盗難や紛失による情報漏洩に対しても策を講じる必要がある。まず、運用中システムに関しては入退室管理の徹底すること…

LTOとHDD バックアップデバイス特性の違い

LTOに代表されるバックアップテープとHDDを比較する。テレビのHDD録画が例にあがるように、HDDの大容量化/低価格化が著しい現在では一般的に「テープは低速なデバイスであり利用価値のない時代遅れのデバイス」だというイメージがあるかもしれない。機構上…

LTO製品インターフェース

LTO製品で使用されているインタフェースは、ドライブの用途により、異なるインタフェースが採用され、主にSCSI Ultra160、SCSI Ultra320、Serial Attached SCSI(SAS)、ファイバチャネルなどが上げられる。参考サイト:LTO4

LTOの下位互換性

LTOでは、ユーザーが長期的に安心してストレージ投資を行えるよう1世代前までの書き込みと2世代前までの読み込みを確保した下位互換性規格となっている。【第1世代Ultriumドライブ】(例:HP LTO1 Ultrium 232) LTO1メディアの読み出し・書き込みを実行でき…

長所集約LTOテクノロジー

LTOテクノロジーの情報LTOは、DLTやSLRなど既存の各種テクノロジーの長所を取り入れ開発された新しいフォーマットです。LTOに取り入れられた各技術を下記に記述いたします。【DLT:シングルリールカートリッジ】LTOでは、DLTの機能を向上させたシングルリー…

LTO=オープンフォーマット技術

LTOのオープンフォーマット技術に関する情報オープンフォーマットとは利用が自由で法的な制約がなく、公開されているファイルフォーマットの仕様を指します。つまりLTO技術のライセンスを取得すれば、誰でもLTOフォーマットに準ずるドライブやメディアを開発…

LTO WORMカートリッジ

LTO WORMカートリッジに関する情報WORMとはWrite Once Read Manyの略です。 「記録一回・多数回再生」つまりは改ざん防止のためのカートリッジとなります。以前、「LTOロードマップ」で説明したとおり、第3世代(Ultrium3)以降は従来のような書き換え(リー…

LTOクリーニング頻度

LTOクリーニングテープに関する情報LTOをはじめとする各ドライブ機器は、未使用時でも電源が入っていれば内部ファンが動いており、これによって微量のホコリがドライブ内部に持込まれヘッドが汚れていきます。ヘッドの汚れはデータエラーの原因となります。…

LTOテープ交換時期

LTOテープ交換時期に関する情報期間:6ヶ月〜5年別記「LTOテープ使用回数」で記した通りLTOテープについては重要データ保護の観点からバックアップ回数200回を超えた時点での交換が推奨され、毎日バックアップを行う場合200日(6ヶ月強)が交換時期の目安…

LTOテープ使用回数

LTOテープの使用回数に関する情報回数:250回以下が目安一概に何回という規定もなくエラーが起きなければ何度でも使用可能です。ただし、多くの場合使用回数の増加に連れてテープの劣化・たわみなどによりエラーが起きる事が多くなります。このような観点か…

LTO ロードマップ

LTOロードマップに関する情報LTOの歴史と計画前述の通りLTOはIBM、Hewlett-Packard、Seagate Technologyの3社により策定されたストレージ規格。大容量、読込み・書込みの高速化を目指したテープ規格で、大きく2酒類の規格に別れる。1つは大容量を指向した「L…

LTOとは

LTO情報 (えるてぃーおー)LTOとは、Linear-Tape-Open(リニア テープ オープン、略称LTO)は、コンピュータ用の磁気テープ技術。一社独占的なDLT、AIT、SLR(QIC)に代わるオープン規格として開発された。この技術はSeagate、HP、IBM の3社によって共同開…